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Patria 6×6が共同車両開発のベース車体に選定
フィンランドとラトビア、装輪装甲車を共同開発
パトリアは1月29日、フィンランドとラトビアの共同車両開発プログラムにおいて、「Patria 6×6」6輪装甲車のシャーシがベース車体として選定されたと発表した。これは、軍隊の機動力強化のため、一般的な装輪装甲車の開発を目的としたもので、パトリアの6輪駆動シャーシをプラットフォームとして開発する。
パトリアは、この装輪装甲車の開発が将来的に実際の車両システムの調達につながった場合は、両国軍隊の機動力やコスト効率、相互運用性、供給安全性を強化するとしている。
なお、プログラムには他国も両国の合意により参加することが可能とのことで、「プログラムの一環として、この新型車両が生産に入ることを期待する。当然、ほかの国がフィンランドとラトビアに協力してもらえれば有難い」と、パトリアは述べている。
※写真=フィンランドとラトビアの共同車両開発プログラムはベース車体として「Patria 6×6」を選定(提供:パトリア)
※写真=降雪状況下の「Patria 6×6」(提供:パトリア)