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2020.02.04

ウイングトラベル

ダイヤモンド・プリンセスが新型肺炎の検査

香港下船の乗客感染、東南アジア航海クルーズ

 プリンセス・クルーズは2月4日午前にダイヤモンド・プリンセスが横浜港へ帰港する予定だったが、厚生労働省が新型コロナウイルスによる肺炎の検査を停泊中の船内で実施するため、乗下船手続きを予定より約24時間延期した。同検査は1月25日に香港で下船した男性の乗客が、下船から6日後に新型コロナウイルスの陽性と診断されたことによるもの。停泊中のダイヤモンド・プリンセスには、約3500名の乗客・乗員が乗船している。
 当該クルーズは、ダイヤモンド・プリンセスによる「初春の東南アジア大航海16日間」で、1月20日に横浜を出港、22日鹿児島、25日香港、27日ベトナム・チャンメイ(ダナン/フエ)、28日ベトナム・カイラン、31日台湾・基隆、2月1日那覇、4日午前に横浜に帰港するスケジュール。感染者は1月20日の横浜から乗船し、25日の香港で下船した。
 ダイヤモンド・プリンセスは16日間の航海を終えて、2月4日に横浜港に帰港後、同日から横浜発着の「陽気に沖縄・台湾クルーズ9日間」に出発予定だったが、同航海を2月5日以降に延期することを決めた。乗船客への案内も2月5日以降とする。
 また、中国へのクルーズも中止し、5月2日上海着・同日上海発と6月3日上海着のクルーズを横浜発着に切り替えた。また、6月3日、11日のサファイヤ・プリンセスによる上海発着クルーズの運航を中止した。さらに、5月1日と7月17日のサン・プリンセスの上海への寄港を中止し、代わりに日本の港への寄港を検討している。

 

※写真=横浜湾を航行中のダイヤモンド・プリンセス