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2020.02.06

WING

自衛隊4施設で再生可能エネルギー比30%達成見込み

河野防相「他人事でない環境変動」全力で取り組む

 防衛省・自衛隊は、再生可能エネルギーによる電力調達を進める取組みの中で、4件の自衛隊施設で再生可能エネルギー比率30%以上を実現できることを明かした。2月3日までに入札手続きを終えた施設のうち、佐賀県の目達原駐屯地と鳥栖分屯地、福岡県の小郡駐屯地と太刀洗通信所で、2020年度から調達する電力の30%以上が再生可能エネルギーとなる見込み。2月4日の閣議後会見で、河野太郎防衛大臣はこの取組み実現について説明すると、これまで同比率を達成した中央省庁の施設では環境省の新宿御苑のみだとして、防衛省・自衛隊の取組みを評価。今後さらに「比率100%を目指す」と述べると、続けて「気候変動の問題は防衛省にとって他人事ではない。全力で取り組んでいきたい」と、力を入れていく考えを示した
 再生可能エネルギー比率30%を達成する見込みの4施設が使用する電力見込み量は、目達原駐屯地が558万kWh、鳥栖分屯地が39万kWh、太刀洗通信所が467万kWh、小郡駐屯地が240万kWhになる。・・・

 

※写真=防衛省では再生可能エネルギー利用へ積極的に取り組む