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2020.02.07

ウイングトラベル

新型肺炎感染拡大防止へ外国人旅行者の水際対策強化

コールセンターの周知徹底、早期に医療機関に誘導

 新型コロナウイルスの感染拡大を水際で防ぐために、観光庁や日本政府観光局(JNTO)が一丸となって取り組みを進めている。特に外国人旅行者に対して適切な医療機関への受診を勧奨するため、JNTOが開設している多言語対応のコールセンターの周知徹底に向けた取り組みを強化。駅や空港、宿泊事業者だけにとどまらず、コンビニやドラッグストアなど外国人観光客が立ち寄りそうなあらゆる場所でコールセンターの電話番号などを掲載したチラシを配布する。さらに全国1276カ所あるJNTO認定外国人観光案内所でも新型コロナウイルスに対する最新情報を提供し、発熱など感染の疑いがある旅行者の早期発見につなげていく考えだ。

 

 コンビニ、ドラッグストアでも案内チラシ配布
 他省庁と連携、外国人への情報発信範囲を拡大
 全国の外国人観光案内所でも対応力強化
 JNTO「案内所通信」臨時号の配信頻度高める
 終息後の観光リカバリーに向けた準備も着々と
 JNTO清野理事長「感染防止策と併行して対応」

※画像=JNTOが作成した「Japan Visitor Hotline」を周知するチラシ