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2020.02.07

ウイングトラベル

国内の新型コロナ感染者数、86例に拡大

クルーズから新たに41人感染、計61人に

 厚生労働省は横浜港沖で検疫を行っているクルーズ客船内で新たに41例の確定症例が確認されたと公表した。これにより新型コロナウイルスに関連した肺炎の日本国内の感染症例は無症状病原体保有者の4例を含めて86例に拡大した。
 現在海上で検疫を行っている「ダイヤモンド・プリンセス」からは新たに新型コロナウイルスに関する検査結果が判明した171人のうち41人について、新型コロナウイルスの陽性が確認された。41人については2月7日中に東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県の協力を得て感染症病棟を有する医療機関に搬送することにしている。
 また、プリンセス・クルーズは現在乗船中の乗客について日本の保健当局から最低14日間の待機を指示されたことを受け、これまで中止を決定していた2本のクルーズに加え、2月20日横浜港発の「陽気に沖縄・台湾クルーズ9日間」の中止を決定した。
 

 

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