伊藤忠テクノ、米国材料開発のQuesTek社と合弁事業

QuesTek　Japan設立、新規材料設計や合金ライセンス販売

　伊藤忠テクノソリューションズは2月6日、新規材料の開発や既存材料の特性向上などの技術を持つ米国のQuesTekInternational（QuesTek社）と、材料設計サービスの提供や合金ライセンスの販売を行う合弁事業を2月10日から開始することを発表した。日本法人「QuesTek Japan株式会社」を設立し、QuesTek社が有する技術をもとに、日本国内で新規材料の設計サービスの提供や、合金ライセンスの販売を行う計画だ。
伊藤忠テクノソリューションズによれば、航空宇宙、自動車、エネルギー、健康・医療などのあらゆる分野で、コストの削減や環境への貢献につながる技術として、強度や耐久性に優れた新材料の創出が日本を含め世界的に推進されているとしており、とくに近年では、コンピュータテクノロジーによるマルチスケールで統合的なシミュレーションで材料開発を行うICME技術に注目が集まっているとのことだ。・・・