ウイングトラベル
SFJ第3四半期、営業利益が前年比47.8%減少
機材増加や人件費増加で営業費用6.8%増加
スターフライヤーが発表した2020年3月期第3四半期決算(2019年4-12月)によると、本業の儲けを示す営業利益が、対前年同期比47.8%減少した6億8400万円に留まった。売上高は4.4%増加した311億1200万円と増収だったものの、利益面は大幅に落ち込んでおり、経常利益は43.9%減少した6億9700万円、四半期純利益も22.2%減少した4億4900万円と、大幅な減益となった。
同社は北九州−那覇線の通期運航を開始したほか、福岡−中部線を増便するなどといった展開を図ったものの、台風が相次いで発生したことが影響。国内線の自社ASKは前年比0.3%減少した15億1800万座席キロと、わずかながら縮小した。
なお、通期の業績予想については、前回公表した業績予想から変更はない。同社の通期業績予想によれば、売上高が6.2%増加した424億円、営業利益が20%減少した10億円、当期純利益は22%減少した4億円に留まる見通しだ。