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2020.02.12

WING

ロールス・ロイス、Trentファミリーが25周年

総飛行時間は地球-太陽間390往復に相当

 ロールス・ロイスは2月11日(シンガポール現地時間)、同社の「Trent」シリーズが、運航開始からまもなく25周年を迎えることを発表した。ロールス・ロイスの「Trent」シリーズは、1995年2月28日にキャセイパシフィック航空のA330に搭載されたエンジンがフライトデビューとなった。これまでの総飛行時間は地球と太陽の間を390往復することに相当する1億4500万時間にも達しており、約35億人が「Trent」シリーズによって空の旅を楽しんだ。
 「Trent」には現在、Trent500、Trent700、Trent800、Trent900、Trent1000、TrentXWB、そしてTrent7000の7つのエンジンが存在。日本の航空機産業界も、同エンジン開発・製造のパートナーとして、各エンジンプログラムに深く関わっている。・・・

 

・総飛行時間:1億4,500万時間 (地球と太陽390往復に相当)
・総旅客数:約35億人(レジャー、ビジネス、人道支援含む)
・運航会社数:132社
・運航数:10年前の1500基から4000基超に増加(10年後は7500基となる見通し)
・オン・ウィング時間の世界記録:昨年アエロフロート航空が運航するA330型機に搭載されたTrent700が次のオーバーホールまで5万飛行時間を達成

 

※写真=Trentシリーズが運航開始から25周年。世界の空を飛び回り多くの人と人、あるいはモノの交流に貢献している(提供:ロールス・ロイス)