ANA、京急らとUniversal MaaSで連携開始 　

2020年度中に社会実装を計画

　全日空（ANA）、京浜急行電鉄、横須賀市、横浜国立大学は2月7日、「Universal MaaS」の社会実装に向けた連携を開始することを発表した。今後は様々な利用者や各サービス提供者での試用を重ね、サービス提供者間で連携し、2020年度内の社会実装開始を目指す計画だ。
　4者が連携する「Universal MaaS」とは、障がい者、高齢者や訪日外国人など、何らかの理由で移動にためらいのある人々が、快適かつストレスなく移動を楽しめる移動サービス。公共交通機関の運賃、運航・運行状況、バリアフリー乗り継ぎルートなどの情報を利用者に提供するとともに、リアルタイムな位置情報や必要とする介助の内容を交通事業者、自治体、大学が共有し連携することにより、シームレスな移動体験を実現することを目指すというものだ。

※写真＝ANAは京浜急行電鉄、横須賀市、横浜国立大学とUniversal MaaS社会実装に向けて連携（提供：ANA）