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2020.02.17

ウイングトラベル

外国人観光客への災害対応やリピーター作り議論

JNTOが認定外国人観光案内所全国研修会開催

 日本政府観光局(JNTO)は、東京都内のホテルで「JNTO認定外国人観光案内所全国研修会」を2日間にわたって開催した。今回は開催を間近に控えた東京オリンピック・パラリンピックを見据えて海外各市場の最新動向を始め、ユニバーサル対応や災害時対応の経験談、リピーターやファンを呼び込む接客方法などについて講演を行ったほか、全国の観光案内所間での情報交換などが行われた。
 JNTO認定外国人案内所は案内の提供サービスや機能に応じてカテゴリー分けが行われている。現在、全国レベルの観光情報を多言語で紹介することができる「カテゴリーI」の案内所が648カ所あるのを始め、カテゴリーIIが315カ所、カテゴリーIIIが49カ所、そして観光案内を専業としない施設やボランティアで外国人旅行者に積極的な案内を行うパートナー施設の264カ所を加え、合計で1276カ所の認定案内所が設定されている。

 

 JNTO、認定案内所1500カ所体制実現目指す
 清野理事長「数の充実と案内の質向上を両立」
 観光庁、外国人受入環境整備の現状を説明
 災害時は対面対応可能な案内所の存在が重要視
 台風被災の南房総市観光協会の多田氏が講演
 「非常時に落ち着きと安心を提供できるが重要」

※写真=JNTO認定外国人観光案内所全国研修会の模様、当日は約200人が参加した