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静岡空港、冬ダイヤの中国便は全便欠航
静岡空港に就航する中国系航空会社各社の運休が続くなか、静岡県は去る2月14日、中国東方航空の寧波線と北京首都航空の杭州線が、来る3月26日まで全便欠航することの通知を受けたことを明らかにした。これにより、静岡空港の中国路線は冬ダイヤ期間中、全便欠航となる。
静岡県によると、当初、中国東方航空の寧波線は2月2日~3月15日まで運休、一方の北京首都航空のくい終戦は2月1日から29日まで運休すること予定だった。しかしながら新型コロナウィルスによる感染拡大と需要の減退で、3月26日までの欠航を決めたという。
新型コロナウィルスによる感染拡大は地方の航空便ネットワークに多大な影響を及ぼしており、国際民間航空機関(ICAO)の試算では、航空便の減少に伴い、2020年第1四半期(1-3月期)中、日本の観光収入は、およそ12億9000万米ドル(約1419億円)規模の損失を被る可能性があるとしている。