ウイングトラベル
19年の日本人渡豪者数、6.3%増の49万8600人に
6年連続の前年比プラス、新規路線就航などが貢献
オーストラリア政府観光局はオーストラリア政府統計局による集計結果を踏まえ、昨年の日本仁のオーストラリアへの訪問者数が前年比6.3%増の49万8600人となったと発表した。日本人渡豪者数は2014年以降6年連続で前年比プラスとなった。航空路線が増加し、提供座席数が上積みしたことなどが寄与した格好だ。
昨年は9月に全日空が成田−パース線を新規就航したほか、12月にカンタス航空が札幌−シドニー線の季節運航を開始するなど日豪間の直行便が増加したことや世界複合遺産として登録されているウルル−カタ・ジュダ国立公園の人気の高まりにより訪問客数が増加した。
オーストラリアは昨年末から今年にかけて山火事災害が発生した。しかし、火災の影響を受けていない観光地が多いことや影響を受けた観光地もほとんどが通常営業に戻っており、これまで同様に旅行を楽しむことが可能となっている。
※グラフ=日本人渡豪者数の年間推移(オーストラリア政府統計局発表)