19年の日本人国内旅行消費額、7.0％増21.9兆円 　

単価は2.4％増の3.7万円、GW10連休で宿泊旅行増

　観光庁が発表した2019年の日本人国内旅行消費額は前年比7.0％増の21兆9114億円となった。また、日本人国内旅行の1人一回あたりの旅行単価は前年比2.4％増の3万7349円となった。2019年はゴールデンウィーク（GW）の10連休や8月のお盆休みが最大9連休となったことにより宿泊旅行者数が増加。これにあわせて旅行消費額が押し上げられた格好だ。
　旅行消費額の内訳を見ると宿泊旅行消費額は8.5％増の17兆1493億円、日帰り旅行の消費額は1.8％増の4兆7620億円となった。
　また。旅行単価の内訳は宿泊旅行が1.4％増の5万5069円、日帰り旅行が0.1％増の1万7301円となった。