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2020.02.20

WING

UAC、傘下企業集めて民間航空機部門を新設へ

スホーイ民間航空機などをイルクートの下に再編

 統一航空機製造会社(UAC)は2月18日、取締役会の決定に従い、イルクートの下にスホーイ民間航空機、UAC集約センターを子会社として集約し、民間航空機部門を新設すると発表した。実効のためのグループ間の調整や、株式・資本関係の処理は2020年を通じて行われるとのこと。
 これはロシア国内の民間航空機産業を再編して、既存プログラムのより効率的な実行と将来プログラムの開発を可能とするもので、直近の取り組みとしては、MS-21-300型機(ロシア表記:MC-21-300)の試験完了と連続生産体制の確立のほか、スホーイのリージョナル機であるSSJ-100とそのビジネスジェット型の近代化、MRO(間接材調達物)とマーケティングの統合システム構築を行うとしている。