ウイングトラベル
マリオット、シェラトンの改革ビジョン発表
新パブリック・スペース導入、今後80軒開業
マリオット・インターナショナルは、グループ三番目のブランドで、北米以外で最大客室数のシェラトンホテル&リゾートの改革ビジョンを発表した。シェラトンに「新パブリック・スペース」(約390平方m)を導入し、地元の人々とゲストが集まる場所というルーツに戻り、シェラトンのレガシーを強化する。
また、シェラトンの戦略の中核となるのが、コラボレーティブ・ベニュー、テクノロジーを取り入れたデザイン、シェラトンでなければ得られない体験を提供するホストサービスとしている。
マリオットは昨年末、シェラトンに新たなゲストルームを導入しており、パブリック・スペースはそれに続くもの。ニューヨークで開催された「NYU国際ホスピタリティ産業投資会議で、オーナーと投資家に対して、シェラトンに導入する新たなパブリック・スペースへのビジョンを披露した。
オーナーは米国各地のシェラトンホテルのリノベーションに推定約5億ドルを投じる意向を明らかにしている。世界では全シェラトンホテルの25%がリノベーションを予定しており、既に工事に着手しているホテルもあるという。
※画像=シェラトンに導入される「新パブリック・スペース」のイメージ