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中部1月、総旅客数は14%増の109万人超
総旅客数、国際・国内線でそれぞれ過去最高更新
中部空港会社が2月25日に発表した1月の中部空港運用実績によると、国際線・国内線をあわせた総旅客数は14%増加した109万6857人と好調だった。中部空港会社によれば、2015年7月から55ヵ月連続で前年実績を超えているとのことで、1月単月としては過去最高を更新することに成功したという。
新型コロナウイルスの感染拡大が、中部空港の実績に今後大きな影響を及ぼすことは想像に難くないが、1月の数字をみると、旅客数、構内営業売上など、各指標で過去最高値を塗り替えることに成功している。
好調な旅客数を牽引したのは、やはり国際線旅客数だ。国際線旅客数は、対前年比20%増加した59万5200人となっており、4ヵ月連続で前年同月実績を超えた。中部空港によれば、単月ベースとしては過去3番目の数字で、1月単月実績では過去最高だった。
国際線旅客数のうち、日本人旅客数は2%減少した24万3100人と前年割れとなったものの、一方で外国人旅客数は44%増加した35万700人と大きく伸びた。
国内線旅客数は7%増加した50万1657人だった。これは2018年10月以来、16ヵ月連続で前年同月実績を超えており、1月単月としては過去最高だった。
構内営業売上、29%増の38億2300万円に
免税店好調、1月の過去最高の売上更新
国際貨物取扱量、5%減少した1万3249トン
国内貨物は前年比8%上昇