ウイングトラベル
西浦温泉の観光旅館「冨士見荘」が破産申請へ
TSR調べ、中国人団体ツアーキャンセルが直撃
東京商工リサーチ(TSR)によると、(株)冨士見荘(蒲郡市西浦町大山17、設立1956年2月、資本金9600万円、伊藤剛社長)は2月21日までに事業を停止し、名古屋地裁豊橋支部への破産申請を弁護士に一任した。負債は現在調査中。
蒲郡市の西浦温泉で観光旅館「冨士見荘」を経営していた。三河湾を望む景観と新鮮な魚介類を売りに、ピーク時の2005年12月期には約5億5000万円の売上高を計上していたが、その後の業績不振により再度の資金ショートを起こし、2013年8月に行き詰まりが表面化した。