ウイングトラベル
JTBグループ12月実績、総取扱額4.7%減
4-12月第3四半期の総取扱額は0.3%増と微増
JTBグループ11社の2019年12月の営業概況は、総取扱額が前年同月比4.7%減の1347億1900万円と前年を割り込んだ。海外旅行は0.8%増の492億3100万円と微増したが、国内旅行が7.6%減の791億4300万円と減少した。国際旅行も8.5%減の63億4500万円のマイナスだった。
これにより、2019年4月〜12月までの第3四半期累計期間の取扱実績は、総取扱額が前年同期比0.3%増の1兆3214億8500万円と、ほぼ前年並みで推移している。内訳は、海外旅行は1.0%増の4650億6800万円、国内旅行は1.9%減の7714億3500万円、国際旅行は20.9%増の849億8100万円。国内旅行のマイナスが全体の伸びを圧縮している格好で推移している。
12月単月実績をみると、海外旅行のうち、海外団体の取扱額は4.2%増、うち一般団体は7.5%増、教育団体は2.1%増。企画商品はルックJTB・JTBお買得旅は3.5%増、メディア企画商品は16.4%増だった。