ウイングトラベル
WHO事務局長「日本は最大の懸念に含まれない」
中国以外は韓国、イタリア、イランに80%集中
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3月4日、新型コロナウイルスの感染拡大について、韓国、イタリア、イランの3カ国を「最大の懸念」とし、この3カ国で中国以外の世界の感染件数の80%が集中していることを指摘し、日本はこの最大の懸念に含まれないことを強調した。
WHOがまとめた3月5日現在の確定感染者数は、中国8万565人、韓国5766人、イタリア3089人、イラン2922人、日本317人、フランス282人、ドイツ262人、スペイン189人、米国129人、シンガポール110人。
前日と比べて中国143人増、韓国438人増、イタリア587人増、イラン586人増、日本33人増、フランス73人増、ドイツ66人増、スペイン47人増、米国21人増、シンガポールは感染者は出なかった。このほかの国・地域で増加傾向にあるのは欧州、オーストラリア、インドなど。
※世界各国の新型コロナウイルス感染症例(WHO)