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ロールス・ロイス、IATAの「25by2025」に参画
航空会社以外で参画は初めて
ロールス・ロイスは3月6日(英国現地時間)、国際女性デーに際し、国際航空運送協会(IATA)の「25by2025」キャンペーンに参画することを発表した。
IATAの「25by2025」は、業界に対する女性の貢献を評価し、2025年までに航空業界のジェンダー・ダイバーシティを推し進めていく取り組み。航空会社以外でこの取り組みへの参画を表明した企業は、ロールス・ロイスが初めて。
ロールス・ロイスとしては、従業員のダイバーシティを拡大し、より多くの女性がリーダーとして活躍できるよう、一層の女性活用を公約するとしている。
「25by2025」では、上級職に占める女性の割合を2025年までに最低25%まで増加することのほか、多様性に関する主要な指標を毎年報告することを目標に掲げている。
ロールス・ロイスの民間航空部門チーフ・カスタマー・オフィサーを務めているジャクリン・サットン氏は「この業界のCEOのうち、女性はわずか3%。男女の数の不均衡は解決すべき明確な課題」であることを指摘。その上で、「この課題解決のためのIATAの取り組みに航空会社以外で当社が初めて参画することを誇りに思う」とコメントした。また、「当社は社員の多様性を重視し、多くの才能ある女性社員を将来のリーダーに育成していく」としている。
一方、・・・