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2020.03.12

WING

ICAO、紛争地域リスク評価などでSARPs改正

NOTAM通じ迅速な情報共有も、ウクライナ機撃墜で

 国際民間航空機関(ICAO)評議会は3月11日(モントリオール現地時間)、イランの首都テヘランのエマーム・ホメイニ国際空港をキエフに向けて飛び立ったウクライナ航空752便が今年1月8日、イスラム革命防衛隊の地対空ミサイルで撃墜された事故に関連して、紛争地域のリスク評価および関連責任に関するICAOの国際標準・勧告方式(Standards And Recommended Practices:SARPs)の改正を採択したことを発表した。また、カナダが主導してコスタリカ、フィンランド、オランダ、韓国、スペイン、英国も後押するかたちで理事会に提案した紛争地域のリスク軽減イニシアチブ「Safer Skies」を採用した。
 ICAOによれば、同評議会は前述したSARPs改正に加えて、例えばNOTAMを通じて民間航空に対する危険な活動に関する情報を迅速に共有することにの義務に関する修正を採択。これらの改正にあたっては・・・