JTBと日本空港ビルが包括的業務提携

訪日客への情報発信や乗継客向けツアー造成など展開
　
　JTBと日本空港ビルデングは包括的業務提携契約を締結したと発表した。羽田空港を起点として新たな魅力づくりや交流創造、体験価値の向上につながる事業共創を進めていく。今後は訪日客への観光案内や情報発信機能の強化、トランジット客向けの回遊ツアーの実証実験などを展開していく。
　羽田空港は首都圏空港の機能強化の一環で3月29日から国際線の発着便数が増加。これにともない現在の国際線ターミナルに加え、第2ターミナルの国際線施設を供用開始することになっており、海外と日本各地を結ぶハブ機能として存在が高まりつつある。
　そうした中で羽田空港の機能向上と新たな価値の創造を目指す日本空港ビルと交流創造事業を事業ドメインとするJTBが訪日客や国内旅行者に向けた空港機能の価値向上や空港を起点として訪日客と地域の魅力をつなぎ人やモノの交流創出を目的に新たなサービスを提供していくことで合意した。