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2020.03.19

ウイングトラベル

コロナ対策で入国制限88、行動制限85カ国

旅行可能は米本土、メキシコ、タイ、フィジー等

 外務省は3月18日午前7時時点のわが国に対する入国制限をまとめた。それによると、入国禁止を含む入国制限は前日の75から88カ国地域に拡大した。また、入国後に行動制限を課す国・地域も85から89カ国・地域に拡大した。
 行動制限には14日間の自宅・宿泊施設への隔離措置を入れており、海外に行って14日間隔離されることは実質的な入国制限に等しい。したがって、行動制限措置には事実上の入国制限の地域も含まれる。
 香港は3月19日から中国本土、マカオ、台湾以外の日本を含む全ての入境者に対して14日間の強制検疫隔離や医学観察、マカオは同様に日本を含む入境者の入境を18日から禁止した。ベトナムも18日からビザ発給を停止した。
 実際に観光目的で入国可能な主要観光地は限定されてきており、時間の経過とともに少なくなりつつある。現段階では、米国本土、メキシコ、フィジーなどは旅行可能。タイも入国時にサーモグラフィーの検査を受け、症状がなければ、14日間の自己観察で観光は可能とみられる。

 

※世界の新型コロナウイルス感染症例=WHO調査