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2020.03.31

ウイングトラベル

神姫バス、20年3月期通期予想を下方修正  

旅行貸切業の下期売上高は予想比2割減に

 神姫バスは2020年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。昨年11月11日に公表していた前回予想から、売上高を前回予想比3.3%減の449億円、営業利益を25.9%減の19億2000万円、経常利益を23.0%減の21億4000万円、当期純利益を43.5%減の10億4000万円に修正した。
 暖冬でスキーツアー等の売上高が減少したのに加えて、2月以降は新型コロナウイルスによる影響が拡大。自動車運送業の下期売上高は前回予想比4.3%の減収、旅行貸切業は旅行部門でインバウンド需要消失やツアーや団体旅行のキャンセル、貸切バス部門は稼働率減により下期売上高は前回予想比20.5%の減収を予想。レジャーサービス業も外食部門の来店客数減で同比2.8%の減収を見込んでいる。