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2020.03.31

ウイングトラベル

厚労省、国内感染者67人増で1953人に拡大

 東京都13人増え443人、富山で初の感染者

 厚生労働省の発表によると、3月30日に新型コロナウイルス感染症の患者が46人、無症状者5人、陽性確定者16人の計67人が報告され、前日の173人から100人以上減少した。これにより、国内感染者数は1902人になった。うち患者1477人、無症状者199人、陽性確定者226人。死亡者は2人で、合計56人となった。
 これに、空港検疫による患者17人、無症状者34人を加えて、合計1953人に拡大、2000人に迫っている。
 新たな感染者67人の地域別内訳を見ると、東京都が13人で最も多いが前日の68人からは大きく減少し、累計で443人になった。このほかでは、大阪府が7人と大都市圏が増加。また、富山県が1人、初の感染者が報告された。

■小池都知事、若者・中高年に夜間歓楽自粛要請
 コロナ影響のサービス業者に都独自の支援検討

 小池百合子東京都知事は3月30日の記者会見で、東京都の感染者が13人増えて累計患者数が443人になったことを報告するとともに、「感染爆発重大局面には変わりがない」として、若者にカラオケ、ライブハウス、、中高年にバー、ナイトクラブ、接待による飲食店などに行くことに対して自粛を要請した。
 その上で、小池知事は、新型コロナウイルス感染症の拡大で影響を受けている宿泊施設、飲食店、中小事業者、従業員のさらなる支援を政府に要望するとともに、東京都で独自の対策も今後検討していく方針を示した。

 

※写真=記者会見する小池百合子東京都知事(東京都公式サイトから)

 

※東京都の新型コロナウイルス感染者の日別発生状況(東京都公式サイトから)