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GA-ASI、MQ-9Bスカイガーディアン量産初号機が完成
ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)は3月31日(米国現地時間)、MQ-9Bスカイガーディアン遠隔操縦航空機(RPA)の量産初号機が完成したと発表した。完成した機体は同月30日(現地時間)、カリフォルニア州エル・ミラージュのGA-ASIフライトオペレーション施設で初飛行した。GA-ASIはこの量産初号機の完成について、「量産初号機(製造番号:BC03)が初飛行したことで、MQ-9Bを英空軍にスケジュール通り納入することができる」と述べている。
MQ-9Bは英空軍の「プロテクター」RG Mk1計画の一環として2020年初頭の引き渡しを予定しているところ。GA-ASIによれば、英空軍向けの機体(製造番号:BC04)は既に生産を開始しており、納品前に複合システムテストおよび武装テストを行うとしている。
また、MQ-9Bはオーストラリア国防軍もプロジェクト・エア7003計画で選定しているほか、ベルギー政府もベルギー防衛のためにMQ-9Bの取得に関して交渉を行っている。
※写真=MQ-9Bスカイガーディアン遠隔操縦航空機(RPA)の量産初号機が完成(提供:ジェネラル・アトミクス)