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ボーイング、カタール空軍向けF-15QAが初飛行成功
2021年納入開始、世界最速ミッションコンピュータ搭載など
ボーイングは4月14日(米セントルイス現地時間)、カタール空軍向けに開発していたF-15QAが初飛行に成功したことを発表した。セントルイスのランバート国際空港を飛び立って約90分間飛行し、その後、同空港に着陸した。ボーイングは2021年にも納入を開始する計画だ。
チーフテストパイロットのマット・ギース氏率いるボーイングの飛行試験チームは、F-15QAの各種機能をテスト。9Gに達する環境下における操縦性を確認したほか、アビオニクス、レーダーなどの各システムのチェックにも成功した。機体から得られるデータをリアルタイムで監視するテストチームは、機体が計画どおりに機能することを確認したという。
F-15QAは・・・・・・・。
米空軍向けF-15EXもいよいよ本格始動
※写真=ボーイングはカタール空軍向けに開発中のF-15QAの初飛行に成功(提供:ボーイング)