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2020.04.28

ウイングトラベル

★5月の連休で中国の旅行市場に回復の兆し

 Trip.com調査、4月上旬に比べ2倍の動き

 中国のTrip.com(トリップドットコム)グループは中国のメーデー連休(5月1日〜5日)の観光トレンドに関するレポートをまとめた。それによると、メーデー連休の旅行需要は4月上旬の清明節休暇に比べて2倍増加すると予測。特に少人数、短期間かつ地域密着型の観光に人気が集まっていると分析した。
 Trip.comは中国では新型コロナウイルスの流行に伴う移動規制が徐々に緩和されたことにより、メーデー5連休は観光産業の復興に向けた大きな節目となると指摘する。
 中国アウトバウンドツーリズム研究所(CORTI)によると、中国の直近の連休であった4月上旬の清明節休暇は延べ4300万人超の旅行商品の購買があり、82億元(約1244億円)の売上をもたらしたと推計している。そうした中Trip.comは5月の連休においては旅行商品の購買人数は清明節休暇に比べて2倍に増加すると見込んでいる。

Photo by TravelCoffeeBook