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キャセイ、A350-1000を初受領
香港−ワシントンDCの超長距離フライトに投入
エアバスは6月19日(仏現地時間)、キャセイパシフィック航空に対して、A350-1000型機を納入した。A350-1000型機を受領した航空会社は、カタール航空に続き二社目。
キャセイ・パシフィック航空はA350-1000型機を計20機発注しており、今回引き渡された機体が、その初号機。キャセイパシフィック航空では、年内にさらに7機のA350-1000型機を受領する計画にあって、今後4年間で全20機を受領する。キャセイパシフィック航空は既にA350-900型機を22機運航しており、A350XWBファミリーを、同社フリート内で強化していく。
キャセイパシフィック航空では、受領した機体を7月1日から香港−台北間で商業運航をしながら慣熟を図り、その後、9月15日から香港−ワシントンDC間の超長距離フライトに投入する。この路線は実に約17時間もの飛行時間となる。
ちなみに、キャセイパシフィック航空のA350-1000型機の客室はビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの3クラス制で334席を装備。運用中のA350-900型機と比べると、54席多い。
※写真=キャセイパシフィック航空にA350-1000型機を納入。2社目のA350-1000オペレーターが誕生へ(提供:エアバス)