★GW明け、各県経済活動再開へ制限解除始まる

　広島県、6月1日に外出自粛全面解除、旅行も

　特定警戒13都道府県以外の34県は、ゴールデンウィークが明けた5月7日から、各自治体判断で新型コロナウイルス感染症拡大に伴う制限解除に踏み切った。クラスターが発生した夜の接客店、スポーツジム、ライブハウスなどは継続して自粛を要請するものの、その他の小売店、飲食店、サービス施設、ホテル、旅館、映画館などの娯楽施設、博物館、美術館などの公共施設などは制限解除が始まった。県によっては50人以下のイベント、集会なども開催可能としている。
　その中で、広島県はレベル3からレベル1の4段階の制限措置解除計画を策定、5月末の緊急事態宣言終了に向けて、外出自粛制限を段階的に解除する。
　5月11日からレベル3をスタートし、外出自粛は変わらないものの、公共施設の一部の使用制限を緩和するとともに、屋外における少人数のイベント開催を可能とする。その後、感染状況を見てレベル2に移行し、外出自粛を全日から週末に限定する。そして、緊急事態宣言が解除される見込みの6月1日にレベル1へ移行し、県民の外出自粛、他県への往来自粛も解除し、国内旅行が可能になる。

※写真＝4段階の制限措置解除計画を発表する湯崎英彦広島県知事（出典：広島県公式サイト）

※広島県の制限解除の段階的計画