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ストラタシス、FDM方式の3Dプリンタを2機種リリース
航空機部品製造向け製品もリリース
3Dプリンターメーカーのストラタシスの日本法人であるストラタシス・ジャパンは6月19日から、製造向けに新たに開発した新型のFDM方式3Dプリンティングシステム2機種をリリースすることを発表した。また、豊田自動織機が3Dプリンティングを活用した最適化によって、同社の主要製品であるフォークリフトの塗装マスキング工程を改善する治具の開発に成功したこともあわせて発表した。
今回あらたにリリースされたのは、F900 3DプリンタシリーズとFortus 380CF。
Fortus900mcは、ラピッドツーリングや治工具、パーツ製造など様々な用途に活用されているストラタシスのフラッグシップFDMシステムで、同システムの最新バージョンとしてF900 3Dプリンタがリリースされた。このF900 3Dプリンターは、新たに製造に適した精度と再現性を備えたMT接続対応のインターフェイスを搭載し、より高い要件を求められる生産現場でのニーズに対応するシステムになっているという。
※写真=ストラタシスが新しいFDM方式の3Dプリンターをリリース。写真はF900プロダクション3Dプリンター(提供:ストラタシス)