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ガルフストリームG600がEASAの型式証明を取得
ジェネラル・ダイナミクス傘下のガルフストリーム・エアロスペースは5月11日(米国東部時間)、同社のビジネスジェット「G600」が欧州航空安全庁(EASA)の型式証明を取得し、欧州の顧客に対し、航空機の登録と納入を開始したと発表した。
G600は巡航速度マッハ0.90で1万186キロメートル(5500海里)をノンストップで飛ぶことができ、巡航速度マッハ0.85であれば、1万2038キロメートル(6500海里)を飛ぶこともできる最大座席数19席のビジネスジェット。既にFAAからは型式証明を取得しており、米国の顧客に初号機を納入した2019年8月8日から世界各地で運航しているところ。
EASAからの型式証明取得に関して、ガルフストリーム・エアロスペースは「G600の先進技術や高い巡航性能、そして比類ない効率性は、欧州のビジネス顧客が大陸間を移動するのに役立つ」と述べている。
※写真=ガルフストリームG600がEASAの型式証明を取得した(提供:ガルフストリーム・エアロスペース)