河野防相、自衛隊の訓練再開前倒し検討へ

緊急事態宣言解除地域で訓練実施も

　河野太郎防衛大臣は5月12日の閣議後会見で、コロナ渦により大規模な実施を抑えている自衛隊の訓練について、緊急事態宣言が早期に解除された場合、「やり方を変えることも十分ある」と述べ、訓練再開を前倒しする可能性を示した。
　政府は14日にも特定警戒都道府県以外の地域で解除する考えを示したところ。河野大臣は当日の状況次第としながらも、各幕僚監部と14日以降の対応を決定したい、と説明した。
　今のところ自衛隊では、緊急事態宣言の期間とされる5月30日まで、複数の基地から集まるような大規模な訓練を実施しない方針。これが予定よりも早い段階で再開できる可能性が出てきたことになる。

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