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2020.05.14

ウイングトラベル

★2021年の航空需要、19年比で最大34%減

 IATA、7-9月期も出入国制限で影響長期化

 国際航空運送協会(IATA)は5月13日(ジュネーブ現地時間)、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う航空需要の減退の悲観的なシナリオとして、2021年における世界の航空需要を示すRPKが、2019年の水準を34%下回る可能性があることを明らかにした。この結果、昨年10月に発表した2021年に関する前回予測と比較すると、RPKは41%下回る可能性があると予測した。
 パンデミックを起こした新型コロナウイルスによって、世界の航空ネットワークは、まさにズタボロになった。一部地域では規制緩和に伴って、緩やかながら提供座席数回復の動きがみられるようになってきたとはいえ、それでもパンデミック発生前後では、世界の空の様相は一変してしまった。

 

 国内線RPK、2022年には19年水準に回復
 国際線RPKの19年水準への回復は2024年に

※写真=長距離国際線の需要減退は長期化の様相。IATAは来年もコロナ危機発生以前の19年実績と比較してRPKは最大34%減少すると予測