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★エールフランス、A380退役を前倒し
エールフランスKLMグループは去る5月20日(仏現地時間)、エールフランス航空が保有するA380の運航を、当初計画から前倒しで終了することを発表した。エールフランス航空では当初計画において2022年末までに段階的に退役することを計画していた。
新型コロナウイルスの感染拡大で需要が大きく落ち込み、エールフランス航空の財務状態が急速に悪化。これに伴い、エールフランス航空が保有するA380の退役を前倒しすることを決めた。
エールフランス航空はA380を5機保有もしくはファイナンス・リースで運航しており、4機をオペレーティングリースで運用している。同社によれば、A380の段階的な償却による影響は5億ユーロと推定され、2020年第2四半期に非流動的な費用として計上する見通しだ。