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2020.06.10

WING

第22代米空軍参謀総長にチャールズ・ブラウン大将が就任

米国上院が承認、アフリカ系米国人が就くのは史上初

 米国上院は、第22代米空軍参謀総長にチャールズ・Q.・ブラウン Jr.大将を全会一致で任命した。米空軍が6月9日(米東部標準時)に発表した。米空軍参謀総長にアフリカ系米国人が就くのは史上初となる。ブラウン大将は8月6日実施予定の宣誓式の後に、現空軍参謀総長のデービッド・ゴールドファイン大将の後任として就くことになる。
 ブラウン大将は現在、ハワイ・パールハーバーのヒッカム統合基地で太平洋空軍司令官およびインド太平洋軍司令部の空軍部隊司令を務めているところ。ブラウン大将は1984年にテキサス工科大学の予備役将校訓練課程(ROTC)を優秀な成績で卒業し、パイロットとして130時間の戦闘時間を含む2900時間以上の飛行時間を持つという。
 バーバラ・バレット空軍長官は、ブラウン大将が現空軍参謀総長のデービッド・ゴールドファイン大将の戦略ビジョンを継承して空軍を将来に導いていくだろうと述べて、ブラウン大将の空軍参謀総長就任を祝福した。また、ゴールドファイン大将や宇宙軍司令官のジェイ・レイモンド大将も祝福するメッセージを述べている。

 

※写真=第22代米空軍参謀総長に就任するチャールズ・Q.・ブラウン Jr.大将(提供:米空軍)