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2020.06.11

WING

MS-21-300型試験4号機が塗装作業に入る

白を基調とした試験2・3号機と同様の塗装に

 統一航空機製造会社(UAC)は6月10日(ロシア現地時間)、飛行試験を行っているMS-21-300型旅客機の試験4号機(尾翼番号:73056)が塗装作業に入ったと発表した。
 試験4号機は、6月10日にモスクワ州・ラメンスコエ空港からウリヤノフスク・ヴォストーチヌイ空港までの約1時間半の行程を問題なく飛行。飛行先では、スペクトル-アヴィアが白を基調とした試験2・3号機と同様の塗装を試験4号機に施すことになるという。
 ちなみに、UAC傘下でMS-21型機プログラムを進めているイルクートでは6月4日に3機のMS-21-300型飛行試験機が同時に飛行するなど、認証プログラムにおける試験飛行を進めているとのこと。

 

※写真=MS-21-300型試験4号機が塗装作業のためラメンスコエ空港からウリヤノフスク・ヴォストーチヌイ空港まで飛行した(提供:UAC)

※写真=試験4号機は白を基調とした試験2・3号機と同様の塗装になるという(写真は試験2号機。提供:UAC)