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2020.06.15

WING

埼玉地本、自衛官採用試験会場のコロナ対策公開

採用動向は例年通り、コロナの影響は現段階で不明

 防衛省・自衛隊埼玉地方協力本部は6月14日、2020年(令和2年度)度の自衛官候補生採用試験会場における新型コロナウイルス感染症対策の様子を報道公開した。自衛官の採用試験では5月に予定していた一般曹候補生採用試験が中止になるなど新型コロナウイルス感染症の流行による影響が懸念事項だったが、緊急事態宣言が解除したことを受けて自衛官採用試験が全国各地で再開しているところ。
 今回、埼玉地本が報道公開したのは、陸上自衛隊・大宮駐屯地で実施した任期制隊員を募集する自衛官候補生の採用試験。駐屯地入門の際の検温・問診表による確認の実施状況や筆記・口述試験会場における「密閉、密集、密接」のいわゆる「3密」対策など試験会場における新型コロナウイルス感染症対策の様子を報道陣に示した。
 受験生が大宮駐屯地に入門する際には、埼玉地本が用意したマイクロバスの中で非接触式体温計による検温と問診票による確認を実施した上で入門するという態勢をとっており、皆緊張した面持ちで試験会場に入り、試験準備を進めていた。・・・

 

※写真=緊急事態宣言解除を受け、各地で自衛官採用試験が始まった。受験者は緊張した面持ちで机上の受験要領を読む

※写真=試験会場は机を離し、飛沫防止のパーテーションを設置するなど新型コロナ対策を十分に取っている

※写真=会場に入る受験者達。試験監督官は手製のフェイスガードを着用している

※写真=口述試験(面接)の実施状況。試験官の机上にパーテーションを設けたほか、本人確認時以外はマスクを着用して面接を実施した