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2020.06.17

WING

キャセイ、7月末までの路線運航計画を変更

関西線の運航再開取りやめ、成田線増便も延期
 
 キャセイパシフィックグループは新型コロナウイルスの感染拡大と各国政府による出入国制限のさらなる延長による旅客需要の減少に伴い7月31日までの運航計画を変更した。当初6月21日から運航再開を予定していた関西-香港線について運休を継続することを決めた。また、6月21日から1日1便への増便を決めていた成田-香港線についても7月11日までは現在の週3便運航を継続。7月12日から1日1便運航に切り替えることとした。
 キャセイグループは現状の旅客需要を踏まえ、ネットワーク全体における供給座席数を6月は通常時の約4%、7月は約9%の水準とする予定。
 日本路線以外では6月21日の週から香港発着のアムステルダム、ニューヨーク(JFK)、サンフランシスコ線の運航を再開する。また、28日の週からは香港発着のムンバイ、デリー、トロント線を再開する。7月12日の週からは香港発着の成都、福州、広州、杭州、厦門、ソウル、フランクフルト線の運航をそれぞれ開始する計画だ。