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2020.06.19

WING

自衛隊、19年度災派は449件延べ約106万人が活動

100万人越えは4度目、18年度に引き続き2年連続

 防衛省・統合幕僚監部は6月18日、自衛隊の2019(令和元)年度(2019年4月1日から2020年3月31日)の災害派遣実績を発表した。2019年度は449件(2018年度実績より6件増)、延べ約106万人(2018年度実績より約13万人減)が活動したとのことで、活動人員が100万人を超えるのは記録のある1977(昭和52)年以降で4度目となり、2018年度に引き続き2年連続で100万人を超える結果となった。防衛省は「(活動人員が)100万人を超えるというのはそうそうない」と述べつつ、「(河野太郎)防衛大臣も何回か仰っている様に、気候変動の影響もあってか派遣が大規模且つ長期間に及ぶことが増えている。そのことが数字からも表れている結果となっている」と語っている。また、「2019年度からは現場で実際に活動している人員数を分かりやすくするために、現地活動人員を公表することにした」と述べている。
 2019年度の主な災害派遣は・・・・。

 政府の防災基本計画を19年度災派踏まえ見直し
 災害廃棄物対応マニュアルは7月上旬に公表予定