★ノルウェージャン、健康・安全プログラム発表

　寄港地で安全対策強化、衛生の専任クルー乗船

　ノルウェージャンクルーズライン（NCL）は感染症予防対策などを盛り込んだ新たな健康・安全プログラムを策定したと発表した。新プログラムは医療関係者をはじめ、各方面の専門家などと協議して策定したもの。新プログラムは「スクリーニング手順の強化」「衛生対策の強化」「空気清浄設備の一新」「ソーシャルディスタンスの実施」「医療リソースの充実」「船から陸上まで安全をサポート」の6つの項目について詳細な取り組みを設定した。
　スクリーニングについては乗船前、寄港地から客船に戻るとき、ダイニングでの食事前、下船時に検温など健康状態のモニタリングを実施する。空気清浄設備は医療機関レベルの空気フィルター「H13 HEPA」を導入する。衛生対策についてはアメリカ疾病予防管理センター（CDC）発表の船舶衛生プログラムに基づいて消毒を徹底する。