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An-140-100型空中撮影機、試験を順調に進める
統一航空機製造会社(UAC)は6月25日(ロシア現地時間)、V.M.ミャスィーシチェフ記念試作製造工場(略称:EMZ)がAn-140-100型空中撮影機の予備試験を実施していると発表した。
既報の通り、EMZではAn-140-100型機をベースとした空中撮影機の近代化改修を今年2月に完了。地上・飛行中などの様々な状況下での試験を行い、設計の安全性や設置機器の操作性を検証するとしていたところ。EMZは、「現在我々が実施している予備試験段階が完了した後は、V.P.チカロフ記念国立飛行試験センターと協力して特別飛行試験を行うことになっている」とし、「一連の試験プログラムにおいて、半分以上のフライトを実施しており順調に作業は進んでいる」と述べている。
An-140-100型空中撮影機は近代化改修を受けたことで、高解像度の写真を取ることが出来る様になり、高品質の画像データを様々な分野で活用可能になるとしている。
※写真=順調に試験を進めるAn-140-100型空中撮影機(提供:UAC)