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2018.06.29

WING

北朝鮮船と不明船舶が2日に渡り「瀬取り」の疑い

不明船舶が旗を掲揚、中国国旗か

 防衛省は6月21・22日に東シナ海公海上で、北朝鮮船籍タンカー「YU PHYONG 5号」が船籍不明の小型船舶と接舷しているのを確認したと発表した。両船舶は一旦分離したが、22日に再度接舷。何らかの作業を行っていた可能性があり、北朝鮮船が国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」を実施していたことが強く疑われる。一方で船籍不明の小型船舶は、分離後に中国国旗とみられる旗を掲揚したことを確認した
 両船舶の接舷を確認したのは、海上自衛隊第1海上補給隊所属の「はまな」(佐世保)。同艦艇は、6月21日午前9時10分ごろ、に東シナ海公海上となる上海の南南東約400キロ沖合で、北朝鮮船籍タンカー「YU PHYONG 5号」と、船籍不明の小型船舶が接舷しているのを確認した。同日午前1130分ごろには両船舶が分離していた模様。