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2020.07.06

WING

B-52が南シナ海で2個空母打撃群と海上統合訓練実施

 米太平洋空軍は7月5日(米・パールハーバー現地時間)、B-52戦略爆撃機1機が南シナ海に展開している2つの空母打撃群と海上統合訓練を実施したと発表した。
 これは世界の安全保障環境を維持する地域軍の行動を支援するために米戦略軍が実施している爆撃機部隊の動的戦力運用の一環で、そうした作戦行動は、戦略的予想可能性と作戦的予測不可能性を両立するという国家戦略目標をサポートするとしている。
 海上統合訓練に参加したのはルイジアナ州・バークスデール空軍基地の第2爆撃航空団第96飛行隊所属のB-52 1機のほか、米海軍の「ニミッツ(CVN-68)」空母打撃群と「ロナルド・レーガン(CVN-76)」空母打撃群。米本国から離陸したB-52は、南シナ海で両空母打撃群のF/A-18スーパーホーネットとともに航空作戦を実施し、グアム・アンダーセン空軍基地に着陸して28時間に及んだ飛行を終えたとのこと。・・・

 

※写真=B-52と空母艦載機による共同飛行の様子(提供:米太平洋空軍)