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三井住友ファイナンス&リース、ヘリコプターリース進出
LCIと共同で新会社設立、LCIから19機譲渡で事業開始
三井住友ファイナンス&リースは7月7日、LCIヘリコプターズと共同でヘリコプターリース事業を展開することで合意した。両社は関連する契約を締結済みで、新会社「SMFL LCI Helicopters Limited」(SMFL LCIヘリコプターズ)の設立・登記を、今年5月末に完了した。
新会社の出資比率は、三井住友ファイナンス&リースが90%、LCIが10%となり、新会社は三井住友ファイナンス&リースの連結子会社となる。
固定翼の旅客機リース大手の三井住友ファイナンス&リースだが、ヘリコプターリース事業に本格的に乗り出すことは、今回が初めてのこと。これまでプライベート機として保有していた案件を単発的に扱うことはあったが、新会社を通じて本格的にヘリコプターリース事業に進出する。
なお、三井住友ファイナンス&リースとLCIは、三井住友ファイナンス&リースの資金調達をはじめとする財務面における強さや航空機リースおよびエンジンリースで培った経営管理面の知見・ノウハウと、LCIのヘリコプターリース業界で世界トップクラスの実績や実務運営面での知見・ノウハウを持ち寄って共同で事業を展開するとしており、双方の航空関連ビジネスの事業領域・規模の拡大を図って行く考え。
災害救難・ドクヘリなど需要見込み中型ヘリ導入
伸び代あるヘリコプターリース事業
ヘリ価格上昇もリース事業の追い風か