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2020.07.10

WING

JAL国際線、8・9月も9割減便で回復は厳しく

8月からボストン線再開、欧州・東南アジア一部増便

 日本航空(JAL)は、8月および9月の国際線減便を決定した。8月には60路線、片道4407便を減便するとして、計画していた4898便からの減便率90%となった。9月は対象の55路線、3851便を減便するため、計画4320便からの減便率は89%となった。また9月のハワイ5路線は検討中として、対象に含んでいない。
 感染症影響による渡航規制などの影響で、国際線は国内線に比べて回復が遅い。8・9月とも当初計画していた便の9割の減便を決定した。そんな中でも、8月には路線の再開・増便も見られる。成田-ボストン線は7月まで運休するが、8月からは運航を再開。8月中に片道18便を運航するとして、成田発JL8便を水・土曜運航、ボストン発JL7便を木・日曜運航とする。当初計画比としては44便減となる。また、運航再開に伴って出発時間を変更する。JL8便は18時25分出発だったところ18時発になる。JL7便は13時40分発だったが、17時55分発となる。
 8月に増便を決定したのは、羽田-パリ線、成田-フランクフルト・バンコク・ホーチミン・ハノイ・マニラ線。羽田-パリ線は26便運航するとして、・・・

 

※写真=JALの8月と9月の国際線は引き続き9割減に。回復への道のりはまだまだ長そうだ