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ノースロップ、ファイアーバードの能力実証飛行に成功
ノースロップ・グラマンは7月14日(サンディエゴ現地時間)、「ファイアーバード」有人/無人航空機システムの能力実証フライトに成功したと発表した。
「ファイアーバード」は、有人、無人、部分的操縦の各形態が可能な、高度約2万5000フィートで30時間以上の滞空が可能という小型機。
今回の実証フライトにはオーバーウォッチ・イメージングの「TK-9 アースウォッチ」目標自動探知イメージングシステムとの統合と試験を含んでおり、「ファイアーバード」は4日間にわたり、「ファイアーバード」は広域監視や生活パターンの監視、ルートクリアランス、捜索救難活動、重要対象の追跡、人質の救出、火災発生地点の検出などのデータ収集ミッションを実演したとのこと。さらに「ファイアーバード」の運用チームは、10時間以上の有人飛行を4回実施し、昼夜を問わず100%の稼働率を達成したという。
※写真=夜間飛行前の「ファイアーバード」(提供:ノースロップ・グラマン)