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2020.07.15

WING

ANA、8月の国内線運航率は計画比88%に回復

GoToキャンペーンや夏休み需要に期待

 全日空(ANA)が7月14日に発表した8月の国内線運航計画によると、当初事業計画と比較した
期間中の国内線運航率が88%(減便率:12%)にまで回復することが明らかになった。とくに8月7日から17日までのお盆を含む繁忙期期間では、計画比95%まで運航を回復する。ただ、この国内線の運航便数回復とは対照的に、国際線では8月も約90%が運休・減便対象となっており、国際線の長く暗いトンネルの出口は、未だ見えてきていない。
 新型コロナウイルス危機の影響で大幅に削減されてきたANAの国内線ネットワークが、8月にいよいよ大きく回復する。ANAによれば、事業計画では8月に124路線2万4814便を計画していたところ、115路線2万1882便を運航する。減便数は73路線で2932便となっており、減便率は12%にまで縮小する計算だ。ちなみに7月の減便率は49%となっていることから、7月と比較しても急速に運航を回復させる。

 

移動自粛前に比べ先週末利用者は1.5倍に
7月4連休は既に2倍の予約確保など手応え

 

※写真=ANAの8月の国内線の運航率は計画比88%まで回復。お盆を含む繁忙期には95%に。いよいよ国内線の運航が戻ってくる様相だ