WING
BAE、米陸軍から次世代ミサイル警報システム受注
初期生産ロットと実戦投入資金で総額1億7900万ドル
BAEシステムズは7月15日(米国現地時間)、次世代ミサイル警報システムについて、総額1億7900万ドルの契約を米陸軍と結んだと発表した。この契約は暫定的に選定するミサイル警報システム(LMMWS)の即戦力(QRC)プログラムの一環で、初期生産2ロット分の発注と実戦投入可能とするための資金を含んでいる。
LMMWSは、BAEシステムズの2色赤外線センサーによる警報システム(2CAWS)を基に開発している航空機向けの次世代ミサイル警報システム。既存の米陸軍航空機のパイロットインターフェースや対抗装置などの各種サバイバリティ機器などと互換性があるため、BAEシステムズでは設置および機能統合の時間を短縮できるとしている。
※画像=BAEシステムズは米陸軍とLMMWS生産契約を総額1億7900万ドルで結んだ(提供:BAEシステムズ)
※写真=LMMWSの基になる2CAWS(提供:BAEシステムズ)