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2020.07.20

WING

BAEシステムズ、米陸軍に「ベオウルフ」を提案

寒冷地用全地形車プログラムで、試作車2両の納入提案

 BAEシステムズは去る7月16日(米国現地時間)、米陸軍の寒冷地用全地形車(CATV)プログラムにおいて、「ベオウルフ」全地形車を提案したと発表した。CATVプログラムは、1980年代から運用しているBV206(SUSV:小型ユニット支援車両)の置き換えを図ったもの。BAEシステムズでは、CATVプログラムのために2両の試作車両を米陸軍に納入するとして提案しているという。
 「ベオウルフ」プラットフォームは、現在生産しているBvS10全地形車をベースとした非装甲の多関節連結型装軌車両で、英海兵隊が2005年に導入したのをはじめ、5ヵ国で複数の派生型が運用状態にあるという。「ベオウルフ」は前後2個の車体いずれかに人員や貨物を積載することが出来るほか、モジュラー設計により後方支援や災害・人道支援、捜索救難など様々な任務に対応できる様、車体構成を再構成できる様になっている。
 BAEシステムズは、・・・

 

※写真=BAEシステムズは米陸軍の寒冷地用全地形車プログラムにおいて、「ベオウルフ」全地形車を提案(提供:BAEシステムズ)

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※写真=英海兵隊のBvS10全地形車